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7.1.1 ABORT のパラメータ

MSGTXT

MSGID

MSGF

MSGDTA

MSGTXT

最大 80 文字のメッセージ・テキストを指定できます。このテキストは、ファンクションの終了時にエラー・メッセージとして表示されます。メッセージ・テキストを指定するときは、引用符で囲んでください。MSGTXT パラメータまたは MSGID/MSGF パラメータのいずれかを使用してください。両方は使用できません。

MSGID

ファンクションの終了時に発行するメッセージとして、標準メッセージ識別子を指定できます。メッセージ識別子は 7文字である必要があります。このパラメータは、MSGF パラメータと組み合わせて使用してください。

MSGF

MSGID パラメータで指定されたメッセージが記述されているメッセージ・ファイルを指定します。このパラメータは修飾名です。メッセージ・ファイル名を指定する必要があります。必要に応じて、メッセージ・ファイルが存在するライブラリを指定することもできます。ライブラリ名を指定しない場合は、ライブラリ *LIBL が使用されます。

MSGDTA

このパラメータは、必ず MSGID および MSGF パラメータと組み合わせて使用してください。MSGID パラメータに指定されたメッセージ内の "&n" 代替変数を置き換えるために使用される 1~20 個の値を指定します。

このパラメータの値として、フィールド名、拡張可能なグループ式、英数字リテラル、または数値リテラルを指定できます。これらの値は、メッセージに定義されている代替変数のタイプ、長さ、および指定順序と一致している必要があります。

このパラメータで指定するフィールドのタイプが符号付き (ゾーンとも言う) 10 進数の場合、メッセージ内でそれに対応する "&n" 変数のタイプは *CHAR (文字) である必要があります。これは、負の値を処理するときに問題になる場合があります。この場合は、代わりにパック 10 進数形式を使用してください。

メッセージ内の "&n" 変数のタイプが *DEC (パック10進数) の場合、このメッセージ内で指定されるフィールドのタイプもパック 10 進数である必要があります。

このパラメータで英数字リテラルを使用するときは、末尾ブランクが重要になる場合があることを覚えておいてください。例えば、メッセージが以下のように定義されているとします。

"&1 are out of stock ... reorder &2"

 

ここで、&1 が (*CHAR 10) として、&2 が (*DEC 7 0) として定義されている場合、以下のように指定すると、メッセージが正しく発行されません。

MSGDTA('BOLTS' #ORDQTY)

 

あるいは次のように記述することも可能です。

MSGDTA('BOLTS     ' #ORDQTY)

 

LANSAに末尾ブランクを認識させるには、このパラメータを以下のように指定する必要があります。

MSGDTA('''BOLTS     ''' #ORDQTY)

 

拡張可能な式を使用する場合、拡張フィールド・リストが、パラメータで許容される代替変数の最大数を超えないようにしてください。