注意: 9.1 組み込み関数の規則 利用オプション
システムの任意のファイルからレコードを読み出します。これには、LANSAで認識されていないファイルを含まれます。
警告:
このBIFを使用するときは、ファイルまたはメンバーが存在することを確認してください。ファイルまたはメンバーがシステムに存在しないとジョブは失敗します。
ファイルからレコードを読み取るには、その前にファイルがオープンされている必要があります。
ファイルは一度オープンされると、ファイル/メンバーを変更することはできません。新しいファイル/メンバーにアクセスするには、最初にオープンされているファイル/メンバーをクローズする必要があります。
ライブラリが指定されていない場合は、要求されたファイル名とライブラリ・リストで名前が最初に一致したファイルが使用されます。
メンバーが指定されていない場合は、ファイルの最初のメンバーが使用されます。
引数
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戻り値
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ファイルのレコード長が256バイトを超える場合は、レコードの1から256バイトまでがデータ・ブロック1で戻され、257から512バイトまでがデータ・ブロック2で、513から768バイトまでがデータ・ブロック3で、という具合に、それぞれ対応するブロックで戻されます。
例
要求されたファイルおよびメンバーから最初の10レコードを読み取ります。
DEFINE FIELD(#FILENM) TYPE(*CHAR) LENGTH(10)
DEFINE FIELD(#LIBRARY) TYPE(*CHAR) LENGTH(10)
DEFINE FIELD(#MEMBER) TYPE(*CHAR) LENGTH(10)
DEFINE FIELD(#RETCOD) TYPE(*CHAR) LENGTH(2)
DEFINE FIELD(#DATA1) TYPE(*CHAR) LENGTH(256)
**********
REQUEST FIELDS(#FILENM #LIBRARY #MEMBER)
USE BUILTIN(ACCESS_FILE) WITH_ARGS(OPEN #FILENM #LIBRARY
#MEMBER) TO_GET(#RETCOD)
DOUNTIL COND('(#I *GE 10) *OR (#RETCOD *NE OK)')
USE BUILTIN(ACCESS_FILE) WITH_ARGS(READ #FILENM)
TO_GET(#RETCOD #DATA1)
* < process data1 >
ENDUNTIL
USE BUILTIN(ACCESS_FILE) WITH_ARGS(CLOSE #FILENM....) TO_GET(#RETCOD)