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12.4 システム変数評価プログラム

システム変数とは、システム全体で共通に使われる大域変数で、その値は一般に可変です。例えば「現在の日付」は、全体で共通であり、しかもその値は毎日変わります。そこで *TODAYS_DATE という名前のシステム変数が用意されています。

システム変数を LANSA に定義する場合、その名前、説明記述、派生する方法、タイプ、および長さを指定する必要があります。

さらに、システム変数を「評価」する、LANSAファンクションまたは3GLプログラムの名前も指定する必要があります。変数値を適切に設定、維持できるかどうかはこのファンクション/プログラム次第なので、その処理内容は重要です。

LANSA によってシステム変数の評価ファンクション/プログラムが呼び出されると、常に 2 つのパラメータが引き渡されます。これは、次の 2 つです。

番号

タイプ

長さ

説明

1

A

20

システム変数のシンボリック名

2

可変

可変

評価した結果を返すための変数

 

以下に評価プログラムの例が紹介されています。