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Q&A

バッチ・ジョブを投入する場合、ジョブはどんな拡張印刷オプションを継承するでしょうか?

バッチ・ジョブを投入するかサーバー・システムに接続することによりリモート・バッチ・ジョブを起動する場合、すべてのWPxx= パラメータの現在の設定が継承されます。しかし、次のことに注意する必要があります。

縦または横モードを選択できますか?

はい、できます。これらは、Windowsプリンター・ダイアログのオプションです。

プリンター・ダイアログが表示される場合、省略値が異なるのはなぜですか?

プリンター・ダイアログが表示される場合、ダイアログには、選択されたプリンターに対する Windows環境の省略値設定が使われます (例:紙のサイズ)。これらの省略値が異なる場合は、標準Windows機能を使って変更してください。

どんなタイプとサイズのフォントを使えばよいでしょうか?

レポートに多くのテキストが挿入されている場合は (単なるフィールド、ラベル、列見出しではなく)、MS LineDraw、Courier、Lucida Consoleなど固定ピッチ・フォントを使うようにしてください。

多くのテキストが挿入されていないレポートには、Arial、Times New Romanなど可変ピッチ・フォントがうまく機能します。

縦モードで印刷される幅が80のレポートの場合、8-11のフォント・サイズを使ってください。80列のレポートでは、レポートの長さではなく幅によく問題が見られます。例えば、12ポイント・フォントは幅が80列ではうまく機能しますが、長さが66行だと印刷される行が重なる場合があります。12ポイント・フォントの66行は、使用できる垂直スペースに無理に入れることができないからです。

横モードで印刷される、幅が132+のレポートの場合、7または8のフォント・サイズを使ってください。

レポートの下部に大きなブランク・スペースがあるのはなぜですか?

LANSAレポートは、IBM i ライン・プリンター環境にあわせて設定されているためです。通常、最終印刷行が60の場合、66行 x 132列で設定されています。多くの場合、脚注は57行目(またはそれより前の行) に印刷されます。

ユーザーのレポートの最後で、最大9行が使われない場合があるということです。下部 (または上部) に広いマージンをとり、ライン・プリンターで固定的に印刷する場合はうまく機能しますが、A4用紙に印刷すると無駄が多いように見えます。

レポート・ページ上で使われない行を減らすには、単純にオーバーフロー・パラメータ値を65または66のように高い数字にします。

複数ページのレポートでは、WPAS (自動引き伸ばし) パラメータを使って印刷される最長ページの全体がカバーされるように論理的に引き伸ばされ、それ以外のページは均等に引き伸ばされます。