18.4.16 WDTM パラメータ (Windows デスクトップ ヒープ)
このX_RUNパラメータは、子プロセスが作成されるWindowsデスクトップ・ヒープを制御します。WDTM は子プロセスにより継承されます。
省略値はWDTM=Nです。
- WDTM=Y – 子プロセスは、始まる位置にかかわらず LANSA デスクトップ・ヒープ内に作成されます。(対話型デスクトップ・ヒープ (IDH) またはサービス・デスクトップ・ヒープ (SDH))
- WDTM=N – 子プロセスは、デスクトップ・ヒープ 内の開始位置から作られます。
現在のプロセスが LANSAデスクトップ・ヒープに作成された場合、子プロセスも LANSAデスクトップ・ヒープに作成されますが、LANSA が制御する訳ではないため、 LANSAデスクトップ・ヒープに作成されるプロセスが多すぎるということになる可能性があることに注意してください。ですから、現プロセスが最上位の場合のみ、WDTM=N に設定するようにしてください。プロセスがオペレーティングシステムにより開始された場合、IDH または SDH のいずれかが使用されます。この時、WDTM=N に設定すると、子プロセスは作成される場所と一致します。 - LANSA デスクトップ・ヒープではありません。
- WDTM=I – 動作はWDTM=N の場合と同じです。
デスクトップ・ヒープの詳細については、『LANSA for the Web 管理ガイド』の「ロード管理」にある「Web アドミニストレータの Windowsデスクトップ・ヒープ管理」を参照してください。