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7.71.2 IF_KEY についてのコメント/警告

      以下は、このフィールドの使用例です。

    DISPLAY   USER_KEYS((15 'Purge')(16 'Commit')(17 'Save') (*ROLLUP 'Up')(*ROLLDOWN 'Down'))
 
    CASE      OF_FIELD(#IO$KEY)
           WHEN      VALUE_IS('= ''15''')
           WHEN      VALUE_IS('= ''16''')
           WHEN      VALUE_IS('= ''17''')
           WHEN      VALUE_IS('= ''UP''')
           WHEN      VALUE_IS('= ''DN''')
    ENDCASE
 

      ファンクション・キー番号(01~24)を使用して、フィールド#IO$KEYを通常のファンクション・キーと比較することができます。ただし、RDMLプログラムの実行中に#IO$KEYがその他の値になることもあります。例えば、レコードの自動前進/[OK]キーが押されたことを示す'RA'、上スクロール・キーが押されたことを示す'UP'、下スクロール・キーが押されたことを示す'DN'などです。これらの値はAIDS値と呼ばれ、実際にはIBM i オペレーティング・システムの一部です。

例えば、42個の項目で構成されるブラウズ・リストが表示されている場合(画面の各「ページ」に15個の項目が表示されるものとする)、上スクロール・キーが3回使用されるまでは、上スクロール処理はIBM i オペレーティング・システムによって自動的に処理されます。3回目の使用でユーザーはブラウズ・リストの「端」に達するため、制御がRDMLプログラムに戻されます。下スクロール処理についても同様です。