注意: 9.1 組み込み関数の規則 利用オプション
IBM i のデータ待ち行列、またはWindowsでエミュレートされたデータ待ち行列から1個または複数の作業リスト項目を受け取ります。データ待ち行列の詳細については、IBMの適切なマニュアルを参照してください。
注:この組み込み関数は、IBM i またはWindowsオペレーティング・システムの完全な制御下で実行されるアプリケーションでのみ使用してください。
引数
|
戻り値
|
技術上の注記
例
PICKLISTと呼ばれるデータ待ち行列から顧客番号とパーツ番号を受け取り、その詳細を印刷します。エントリーがデータ待ち行列にあることがすでにわかっていると仮定します。
DEF_LIST NAME(#PICK) FIELDS(#CUSTNO #PARTNO) TYPE(*WORKING) ENTRYS(1)
(where #CUSTNO is defined in the dictionary as a signed 5,0 number and #PARTNO is defined in the dictionary as a packed 7,0 number)
USE BUILTIN(RCV_FROM_DATA_QUEUE) WITH_ARGS('PICKLIST' 9 0) TO_GET(#PICK)
GET_ENTRY NUMBER(1) FROM_LIST(#PICK)
EXECUTE SUBROUTINE(PRINT_PICK)
永久ループの中で、顧客番号とパーツ番号の詳細の到着を待ち、到着時に1つずつ受け取ります。到着した時に各詳細を印刷します。
DEF_LIST NAME(#PICK) FIELDS(#CUSTNO #PARTNO) TYPE(*WORKING) ENTRYS(1)
BEGIN_LOOP
USE BUILTIN(RCV_FROM_DATA_QUEUE) WITH_ARGS('PICKLIST'9 -1) TO_GET(#PICK)
GET_ENTRY NUMBER(1) FROM_LIST(#PICK)
EXECUTE SUBROUTINE(PRINT_PICK)
END_LOOP
永久ループの中で、顧客番号とパーツ番号の詳細の到着を待ち、到着時に詳細(最大5個までのブロック単位)を受け取ります。各ブロックが到着した時にそれを印刷します。
DEF_LIST NAME(#PICK) FIELDS(#CUSTNO #PARTNO) TYPE(*WORKING) ENTRYS(5) COUNTER(#LISTCOUNT)
BEGIN_LOOP
USE BUILTIN(RCV_FROM_DATA_QUEUE) WITH_ARGS('PICKLIST'9 -1) TO_GET(#PICK)
BEGIN_LOOP USING(#I) FROM(1) TO(#LISTCOUNT)
GET_ENTRY NUMBER(#I) FROM_LIST(#PICK)
EXECUTE SUBROUTINE(PRINT_PICK)
END_LOOP
END_LOOP
注:投入元ルーチンが、このデータ待ち行列に、顧客番号とパーツ番号のペアーを、実際に1、2、3、4、または5エントリー投入する場合、この組み込み関数は正常に動作します。しかし、ファンクションが、5個より多くのエントリーを1つのデータ待ち行列エントリーに投入した場合、このアプリケーションはエラーになります。#PICK作業リストは最大で5エントリーまでしか含められないためです。