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18.5.3 プロファイル・ファイル X_LANSA.PRO の使用

ほとんどのX_RUNパラメータ値は、x_lansa.proという名前の特別なプロファイル・ファイル内で永久に指定することができます。

プロファイル・ファイルには3つの利点があります。

1  X_RUN コマンドを使いたい場合、ほとんどのパラメータは、毎回入力する必要がありません。

2  すべてのパラメータ値は、一貫して指定されます。X_RUNの異なる実行において、パラメータを変更したり忘れたりすると、異なる結果が生成されユーザーを混乱させることがあります。

3  アプリケーションを実行する際にVisual LANSA内から直接設定されなかったパラメータの値を指定できます。

パーティション・パラメータ (PART=) およびドライブ・パラメータ  (DRIV=) が省略値でない場合にプロファイル・ファイルの位置を示すためには、コマンド・ライン上で指定する必要があります。

このファイルは、ほとんどのソース・エディターで作成、編集することができます。いんたん作成されると、x_lansa.pro ファイルは、別のシステムに関連付けられたリモートシステムから、もしくははシステム情報から Visual LANSA で編集可能です。

ユーザーは、以下のルールを守る必要があります。

以下の例では、

常にあるLANドライブをRRNファイルに英語で使用します。

RPTH=S:\RRNDIR\ LANG=ENG

 

X_RUNコマンドでRPTH=パラメータを直接指定する場合、x_lansa.proは名前付きRPTH= ディレクトリ内に存在している必要があります。

X_RUNコマンドでRPTH=パラメータを直接指定しない場合、x_lansa.proは Visual LANSAを含むパス内の x_lansa\x_ppp ("ppp" は区画識別です) 区画ディレクトリ (DRIV= または PATH=で指定される) 内に存在する必要があります。

ユーザーのX_RUNコマンド上で直接 RPTH= パラメータを指定しないことをお勧めします。PTH= パラメータを指定する必要がある場合は、x_lansa\x_ppp 区画ディレクトリ内に x_lansa.pro プロファイル・ファイルを作成し、そのファイルにRPTH=パラメータを含めてください。こうすることにより、正しいRPTH=パラメータを忘れずに含めることができます。

RPTH=パラメータが含まれていない場合、または値がセッションごとに変更される場合、異なる領域からファイル関連レコード番号が割り当てられ、予期せぬ結果が生成される場合があります。