注意: 9.1 組み込み関数の規則 利用オプション
入力リストで指定されたすべてのLANSAオブジェクトに対して、LANSAのインポート・フォーマット・ファイルを作成します。
入力リストにはエクスポートするオブジェクトのタイプと名前が入っています(オプションで区画全体をエクスポートすることもできます)。リスト内の各オブジェクトについて、関連する内部テーブルの情報がLANSAインポート・フォーマットにアンロードされます。リストの各エントリーが処理されると、完了メッセージがexport.logファイルに書き込まれます。このファイルは一時ディレクトリに自動で作成/置換されます。メッセージには、オブジェクト定義のエクスポートが正常終了したかまたは失敗したかが示されています。定義が1つでも正常にエクスポートされなかった場合は、戻りコードに"ER"が設定されます。
移植性に関する考慮事項 |
この組み込み関数を使用して、開発ソースをLinuxプラットフォームへ(またはLinuxプラットフォームから)エクスポートすることはできません。 |
引数
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戻り値
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技術上の注記
開発環境へエクスポートとシステム定義のエクスポートのフラグによりエクスポートする情報量をコントロールします。開発環境へエクスポートをN(デフォルト)に設定した場合、実行に必要な定義だけがエクスポートされます。開発環境へエクスポートをYに設定した場合、さまざまなオブジェクトの定義がすべてエクスポートされます(例:ファンクションのRDML、ファイルのアクセス経路)。他に必要なすべてのオブジェクト(例:ファイルのフィールド)をエクスポートした場合、またはそれらのオブジェクトがエクスポート先の環境にすでに存在する場合、エクスポート先のシステムでオブジェクトの開発ができるようになります。
開発環境へエクスポートの設定がYのときだけエクスポートされる定義もあります。例えば、BIFやテンプレートなど、非開発環境では必要ないものです。
標準定義を開発環境へエクスポートする場合は、開発環境へエクスポートとシステム定義のエクスポートの両方をYに設定します。これで、BIF、テンプレート、RDMLコマンドなどの定義がすべてエクスポートされます。