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1.2.11 [割り振られた長さ] (IBM i のみ)

割り振られない長さの目的

[割り振られた長さ] は、IBM i 上にファイルを作成する場合にのみ使用されます。これは、各列内の可変長の列用に予約されるスペースを定義します。割り振られる値以下の長さの列の値は、行の固定長部分に格納されます。割り振られる値より長い列の値は行の可変長の部分に格納され、取得に追加の入出力操作が必要です。

ルール:

割り振られた長さは1.2.4 [全桁数]を超えることができません。

[割り振られた長さ] は、フィールド・タイプ String、NVarChar、VarBinary、CLOB、および BLOB でのみ使用できます。

このフィールドに鍵盤シフトのE、O、またはJがある場合は、割り振られるフィールド長は0か、または4より大きい数値である必要があります。

このフィールドに属性SUNIが設定されている場合は、割り振られるフィールド長はバイト数ではなく文字数で指定します。

例えば、次のようになります。
割り振られた長さに32000を入力してファイルがDDSにより作成されると、VARLEN(32000)がフィールド定義に指定されます。
このファイルがSQLのCREATE TABLEステートメントにより作成されると、ALLOCATE(32000)が列の定義に指定されます。

詳細については、『IBM DDS Reference』および『SQL Reference』の各マニュアルを参照してください。