このオプションは、テーブルを構築する際、テーブルにX_UPID列、X_RRNO列を追加するか否かを表します。[RRNOの欄の作成] を選択すると、テーブルに識別列を2つ以上は追加できないので、既存の識別列をX_RRNOの代わりに使うようになります(「識別列」を参照)。
[RRNOの欄の作成] を選択していない場合に、プライマリ・キーがないテーブルをインポートしようとすると、機能が制限されます。詳しくは『LANSA テクニカル リファレンスガイド』の「RRNO欄の作成」を参照してください。制限を最小限にとどめるには、プライマリ・キーまたはユニーク・インデックスを追加し、テーブルを再インポートしてください。または、テーブルの[テーブル属性]で[RRNOの欄の作成]オプションを選択します。
X_RRNOの値は、データベースそれぞれのやり方で、自動的に増えていきます。
列を追加するためには、テーブルに対する適切な権限を持って、データベースに接続する必要があります。
追加した列の削除は、個別に手入力するしかありません。
RRNO列を追加すると、列名を明示的に指定しないSQL構造が正しく動作しなくなることがあります。例えば
INSERT TO MYTABLE VALUES('A', 'B', 2)
という挿入ステートメントは、すべての列の値を順序通りに与えなければ動作しません。RRNO列を追加すると、この構造のままでは列が不足しているので、正しく動かないのです。
このようなことを避けるため、次のように列名を明示して記述するようお勧めします。これならば列を追加してもコードを書き替える必要はありません。
INSERT TO MYTABLE(COL1, COL2, COL3) VALUES('A', 'B', 2)
次のトピックも参照してください。
[RRNOの欄の作成]を選択した場合のテーブルの作成 (Oracleに特有の事項)
X_UPID、X_RRNO列の削除 (Oracleに特有の事項)