1. データベース管理プログラムによって、DB トリガー・プログラムが呼び出されます。
2. I/O が LANSA から来ている場合、DB トリガー・プログラムは戻ります。
3. プログラムで初めて実行される場合、トリガー環境をユーザーが終了するためのプログラム (DCTRGENVUE) が呼び出されます。
4. LANSA 環境が確立されます。
5. OAMが呼び出されて、妥当性規則の実行や、LANSAトリガー・ファンクションの呼び出しが行われます。さらに、INSERT前とUPDATE前の処理では、LANSA定義テーブルの特殊な@@UPIDフィールドの値が、INSERT前の場合には強制的に1になり、UPDATE前の場合には1ずつ増えます。また、これら2つのトリガー時間とイベントでは、スタンプ出力属性フィールドに入力されます。
6. LANSA を終了する際にライブラリ・リストを置き換えるように LANSA が構成されている場合 (『LANSA/AD ユーザーガイド』の「実行とセキュリティの設定」で説明されている「LANSA終了時にライブラリ・リストの置換え」オプションで指定)、ジョブのライブラリ・リストは、データベース・トリガー・プログラムが呼び出された時点の設定に戻されます。そうでない場合、LANSAライブラリはジョブのライブラリ・リストに残され、データベース・トリガー・プログラムが今後呼び出されたときに、そこに存在するとみなされます。