プロパティ・シートの名のエントリーを定義するには、以下のようにします。
1. プロパティ・シートのInitializeイベントで、エントリーの記述と値を指定します(1列目はフィールド#PROPERTYに基づき、2列目はフィールド#VALUEに基づきます)。
CHANGE field(#PROPERTY) to('''First Name''')
CHANGE field(#VALUE) to(#GIVENAME)
2. エントリーをプロパティ・シートに追加します。
ADD_ENTRY to_list(#PROP_1)
3. (コンポーネントの先頭に) エントリーのデータ・クラスを定義します。
DEFINE_COM class(#GIVENAME) name(#GIVENAME)
4. Initializeイベント・ルーチンで、エントリーにデータ・クラスを割り当てます。データ・クラスは、値の表示と入力方法を処理します。
SET com(#prop_1.CurrentItem) DATACLASS(#givename)
このステートメントは、プロパティ・シートの2列目の現在のエントリーの値を#GiveNameクラスに従って表示 (および編集) するよう、プロパティ・シートに指示します。例えば、最大長は20文字で、大文字または小文字の文字を含むことができます。
プロパティ・シートの各エントリーで4つの基本のステップを繰り返します。例えば、プロパティ・シートの給与エントリーは、以下のように定義します。
1. プロパティ・シートのInitializeイベントで、エントリーの記述と値を指定します。
CHANGE field(#PROPERTY) to('''Salary''')
CHANGE field(#VALUE) to('#SALARY.TEXT')
#SALARYは数値フィールドですが、英数字フィールド(#VALUE)に基づいて列を表示するので、TEXTプロパティを表示する必要があります。
2. エントリーをプロパティ・シートに追加します。
ADD_ENTRY to_list(#PROP_1)
3. エントリーのデータ・クラスを定義します。
DEFINE_COM class(#SALARY) name(#SALARY)
4. Initialize イベント・ルーチンで、エントリーにデータ・クラスを割り当てます。
SET com(#prop_1.CurrentItem) DATACLASS(#salary)
このステートメントでは、プロパティ・シートの 2 列目の現在のエントリーの値を #SALARY クラスに従って表示(および編集する)よう、プロパティ・シートに指示します。例えば、最大長は11桁で、小数部は 2 桁、デフォルトの値は 0 です。