Visual LANSAには、以下のタイプのコンポーネントがあります。
コンポーネントのプロパティ
すべてのVisual LANSAコンポーネントは、自分の特性を定義するプロパティを持ちます。大部分のプロパティは、サイズ、色、表示するかどうかなどの画面にコンポーネントが表示される方法を処理します。アプリケーションの設計時に、またはアプリケーションの実行中にプログラムでプロパティを設定できます。多くの場合は、デフォルトのプロパティ値を変更する必要はありません。
コンポーネントのイベント
従来のLANSAファンクション(ユニバーサル・UI)ファンクションは、手続き型の手法を利用しますが、Visual LANSAアプリケーションはイベント・ドリブンです。
従来のLANSAファンクションとVisual LANSAアプリケーションの記述を比較した主な相違点は、Visual LANSAでは、コードは1つのファンクションでなくフォーム上のさまざまなコントロールに属するということです。このコードは、ボタンのクリックなどのユーザーがコントロールでアクションを実行したときに実行されます。これをイベント・ドリブン・プログラムと言います。
イベントは、発生するまたは行われるものです。通常、イベントは、ユーザーが行う何らかの操作です。最も一般的なイベントはクリック(ユーザーがコンポーネントをマウスでクリックする)です。例えば、印刷ボタンを定義し、ボタンのクリック・イベントで何かを印刷するコードを記述できます。アプリケーションの実行中に、ユーザーが印刷ボタンをクリックするたびに印刷ルーチンが実行されます。
その他の共通のイベントには、以下のものがあります。
詳細は「2.3 イベント・ドリブン・プログラム」を参照してください。
コンポーネントのメソッド
メソッドは、コンポーネントに何かをするように指示します。例えば、フォームを表示するためには、ShowFormメソッドを使用します。
INVOKE #FormB.ShowForm
カスタム・メソッドを定義してコンポーネントに処理を実行させることもできます。
以下も参照してください。