ここでは、DialogオブジェクトのShowメソッドを使って、保存ボタンを押すとWordに組み込みのファイル名をつけて保存ダイアログが現れるようにしてみましょう。同様にして、Wordに組み込みのダイアログであればどれでも表示できます。
Wordに組み込みのダイアログにアクセスするためには、ITEMキーワードを使い、ダイアログ名を不等号の組(<>)で囲む必要があります。また、ダイアログ名は次のように、タイプ・ライブラリ名であるVA_WORDで修飾しなければなりません。
invoke method(#WordApp.Dialogs.item<VA_WORD.wdDialogFileSaveAs>.show)
これでファイル名をつけて保存ダイアログの機能が使えるようになりました。