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4.5.1.2 テンプレートの用途

テンプレートには2つの使い方があります。

1.  新たにファンクションを作成するため。

新規ファンクションを定義する際、手入力で記述する代わりにアプリケーション・テンプレートを使って生成する、という手段が使える場合があります。標準に準拠した書き方にするためにも、できるだけこの方法で生成するようお勧めします。

2.  既存のLANSAオブジェクトにコードを追加するため。

RDMLコードの記述があるLANSAオブジェクトを修正する場合に、エディター内からテンプレートを使ってコードを追加することができます。これはツールバーのテンプレート・アイコンを使用して起動します。

 

テンプレートを使っても、完成したプログラムが生成されるとは限りません。多くの場合、頻繁に出てくるコード断片を生成し、これを組み合わせて最終的なプログラムに仕上げることになります。例えばBBPGMというテンプレートを使うと、ファンクションには欠かせない、頭書きの部分を生成することができます。同様に、BBIF(IF/ENDIF)というテンプレートは、IF~ENDIFのブロックを生成するために使います。

可能な限り、ファンクションを記述する際はテンプレートを活用するようお勧めします。

コンポーネント生成用のVisual LANSAテンプレートは、名前の先頭が「VL_」となっています。これはコンポーネント生成以外には使えません。

注:Commerce Editionなどの製品には、バッチ用の特殊なテンプレートも付属しています。LANSAエディター内から起動して対話的にコードを生成するためには通常使えません。テンプレートの説明記述には、このような制限も記載されています。