以下のフラグは互いに排他的です。次の順にテストされます。接続は、最初に trueだと分かったフラグを使って確立されます。
1. CT_OLD_STYLE_LOGON_SQLCONNECT:ユーザー ID/パスワードを使ってログオンします。失敗した場合、致命的なエラーになります。
2. CT_DSN_ONLY_LOGON:DSNがすべての接続パラメータを完全に定義すると仮定して、DSNのみをODBCに提供します。
3. CT_INTEGRATED_LOGON:統合ログオンを実行します。データベースによっては、ODBCに渡される特別なパラメータが必要です。
4. ユーザーIDとパスワードが渡された場合、以下の場合にこれらを使います。
接続文字列およびODBC DSN内で提供された情報が、データベースへの接続を確立するには不十分な場合、ODBC ドライバーに詳細な情報を求める指示を出させます。
それ以外のすべての状況において、CT_DRIVER_PROMPTは無視されます。追加の接続のふるまいは、使われている接続アルゴリズムによって命令されます。
これらのフラグは、最初の接続を成功させることによって接続を迅速化するためだけに使われます。例えば、統合ログオンのみが成功させたい接続である場合、DBCF=CT_INTEGRATED_LOGON:Y と DBCF= CT_AUTHENTICATION_ERROR_IS_FATAL:Yと指定します。これにより、最初の接続が統合され、その接続が失敗した場合、致命的なエラーが発生します。
それ以外の DBCF フラグ
CT_AUTHENTICATION_ERROR_IS_FATAL:省略値の認証エラーは、致命的ではありません。このオプションをオンに設定することにより、最初の接続が成功するか、致命的なエラーが発生します。LANSA Version 11.3 と同様のふるまいです。
CT_DISPLAY_AUTHENTICATION_PROMPT:認証エラーが発生した場合、ユーザーにメッセージを表示します。通常はCT_DRIVER_PROMPTとともに使われ、認証エラーが発生し、キャンセルがクリックされていない場合、ODBCに継続的にユーザーに対して接続情報を求める指示をださせます。
CT_DRIVER_PROMPT:ODBC ドライバーが持つ接続情報が接続の取得には不十分である場合、ODBC ドライバーに詳細な情報を求める指示を出すよう求めます。
CT_ALL_FLAGS_ON:すべてのフラグをオンまたはオフに設定します。通常、DBCF=CT_ALL_FLAGS_ON:N.を使って前のコマンドが無効化されるために使われます。DBCF=CT_ALL_FLAGS_ON:Yを使うとすべてのフラッグがオンに設定されますが、使う意味はありません。
以下も参照してください。