9.107 GET_REGISTRY_VALUE
注意: 9.1 組み込み関数の規則 利用オプション
処理
指定されたレジストリ・キーの値を戻します。
引数の長さに50を超える値の指定が許されるのは、フィールドの場合だけです。リテラル値は最大50桁までに制限されます。この条件は、この組み込み関数の3つの引数に特に当てはまります。引数にフィールドが使用される場合を除いて、引数の長さはすべて50桁に制限されます。
引数
番号
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タイプ
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必須/任意
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記述
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最小長
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最大長
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最小小数桁数
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最大小数桁数
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1
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A
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必須
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レジストリ・ルート
例:HKEY_CLASSES_ROOT、 HKEY_LOCAL_MACHINE
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1
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256
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2
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u
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必須
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レジストリ・パス
例:WinZip\shell\open\command
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1
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256
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3
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u
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任意
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レジストリ・キー名
何も指定がない場合、指定されたパスの値(デフォルト)が戻されます。指定がある場合はキーの名前が設定されます。
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1
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256
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4
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N
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O
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使用するレジストリ ハイブ: 32 または 64 その他の値の場合は、アプリケーションのデフォルトが使用されます。つまり、32 ビットのアプリケーションは、wow6432 に、64 ビットのアプリケーションは wow6464 に書き込むということです。
32 ビットのオペレーティング システムでは、この引数は無視されます。
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1
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4
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0
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0
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戻り値
番号
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タイプ
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必須/任意
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記述
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最小長
|
最大長
|
最小小数桁数
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最大小数桁数
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1
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X
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必須
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レジストリ・キーの値 詳細については、「キー値に関する注意事項 」を参照してください。
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1
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無制限
|
|
無制限
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2
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A
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必須
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戻りコード
OK - キーが見つかり、値が戻された ER - キーが見つからなかった
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2
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2
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3
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A
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任意
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値のタイプ
S - String B - Binary D - DWORD X - 拡張文字列。環境変数を含むことができ、この組み込み関数からの戻り時に拡張される
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1
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1
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キー値に関する注意事項
PUT_REGISTRY_VALUEを使ってフィールド値が保存されている場合、GET_REGISTRY_VALUEで正しい値を取得するためには同じタイプのフィールドを使用する必要があります。
各キー・タイプでサポートされるフィールド・タイプを以下のテーブルに示します。
キー・タイプ
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サポートされるフィールド・タイプ
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S および X
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Alpha、BLOB、BooleaNChar、CLOB、Date、DateTime、 Float、Integer、Packed、Signed、Time、およびChar
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B
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Binary、VarBinary、Alpha、Char、およびString
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D
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Alpha、Char、String、および8バイト未満のInteger
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例
PUT値およびGETでレジストリから戻される値
データ・タイプ
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PUT
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GET
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S
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ABC1234
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ABC1234
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D
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7000
|
7000
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D
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9999999999
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0(DWORD の最大値は4294967295)
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D
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-12
|
-12
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B
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AAAAA
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AA AA 0A
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B
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WEWE
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0E 0E ('W'は16進数字ではないため)
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