17.9 Linuxの相違点
- Linuxは、大文字・小文字を区別するオペレーティング・システムです。
慣例により、ディレクトリ、ファイル、プリンター名などは、通常小文字です。例外はRRNファイルで、大文字のままです。
- Linux環境では、LANSAはexecuteディレクトリではなくbinディレクトリを使用します。
- Linuxでは、バック・スラッシュ (\) ではなくフォワード・スラッシュ(/)を使用してパス内でディレクトリを分離します。
Linux環境でファイルを探したり、コマンドを実行したりする時は、すべての大文字を小文字に変え、バック・スラッシュ (\) ではなくフォワード・スラッシュ (/) を使用します。
例えばWindows環境で実行可能な X_RUNのパスが次のような場合
\X_LANSA\EXECUTE\X_RUN
Linux環境では、次のようになります。
/X_LANSA/bin/X_RUN
詳細については、『 Linux LANSAアプリケーションの配布ガイド 』を参照してください。