3.2.3 列のキー位置
列にキー位置を割り当て、この列をテーブルの1次キーに含めるかどうかを指定します。
テーブルの1次キーを形成する列は、階層の第1キー (最も重要なキー) から階層の最後のキー(最も重要でないキー) にリストされていなければなりません。
ルール
- テーブルの1次キー (指定順に連結されたキー内の全列で構成されます) は、一意である必要があります。
- 順序番号は、キー列および値が追加されると自動的に割り振られます。キーの順序がキーのリスト内で更新されると、順序番号も更新されます。
プラットフォームについて
- IBM i:テーブル内の1レコードのみが任意の特定の1次キーを持つことができます。この規則は、オペレーティング・システムの機能による強制 (DDSキーワード UNIQUE) で、違反することはできません。すでにテーブルに存在するレコードと同じ1次キーを指定してテーブルにレコードを追加しようとすると、「重複キー・エラー」になります。
ヒントとテクニック
- テーブル定義を設定する際に1次キーを指定する必要はありませんが、各テーブルにはキーを設定することを強くお勧めします。
- LANSA は重複キー・エラーを自動的に処理するため、このエラーを処理または検査するためのロジックをユーザーが作成する必要はありません。
- ユニークな1次キーがあることは、LANSAにとって重要です。その理由は、このユニークな1次キーの存在によりテーブル内の1つのレコードだけを識別できるためです。
- 列のキー位置は3.2.2 列の順序とは関係ありません。ただし、通常キー列はテーブルで一覧表示される最初の列です。
さらに、次のトピックも参照してください。
3.2.2 列の順序