Visual LANSA フレームワーク ガイド > 重要な概念 > OBJECT-ACTION ユーザー・インターフェース > 5250 経験者なら使い慣れた OBJECT-ACTION

5250 経験者なら使い慣れた OBJECT-ACTION

WRKLNK (Work with Object Links) コマンドなど、従来の "Work With XXXX" コマンドを IBM i 5250 ワークステーションで使用する場合、以下の 5250 の表示に慣れているはずです。

   

また、以下にも注意してください。

フィルター

WRKLNKコマンドにフィルター用のオプションがある場合はリンクのリストが表示されます(多くの"Work with xxxx"インターフェースはメイン・ディスプレイの内部もフィルターできます)。

ビジネス・オブジェクト・インスタンスリスト

フィルターの検索基準にマッチするリンクのリスト。これらのリンクがユーザーのビジネスオブジェクトになります。

ビジネス・オブジェクト・コマンド

それぞれのビジネス・オブジェクト(つまり、リンク)に対して、2=Edit、7=Rename、8=Displayなどのオプションを実行します。

コマンド・ハンドラー

コマンドの実行時に実行されるプログラム(例として7=Renameと8=Display attributesが表示されています)。

 

 

これはあくまで"Work with XXXXX"デザイン・ベースのOBJECT-ACTIONモデルです。

オブジェクトを選択して、実行したいアクション(つまりコマンド)の隣の番号を入力します(5250ワークステーションではマウスの右クリックによるポップ・メニューは使えないため)。

使用しているOBJECT-ACTIONモデルがMS-WindowsデスクトップやVisual LANSAフレームワークが使用しているものと本質的には同じであることを意識することもなく、市販の"Work with Customers"や"Work with Orders"型のアプリケーションを使っていたかもしれません。