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Visual LANSA フレームワークの概要

Visual LANSA フレームワーク (VLF) は、アプリケーションの高速設計・導入を提供する、Visual LANSA の拡張版です。初めて LANSA アプリケーションを設計・導入する場合などに利用すると有効です。

このフレームワークは Windows (VLF-WIN) や Web (VLF-ONE) の両方、またはどちらか一方に配布できる、単一アプリケーション・モデルが使用されています。

VLF は、次のアプリケーション・ライフサイクルのサポートをします。 

プロトタイプ作成

コーティングなしに素早くアプリケーションのプロトタイプが作成できます。そして、この実行可能なプロトタイプを使って、エンドユーザーや開発者にアプリケーションの目的を伝えることができます。

 

設計

Microsoft や Google のマテリアル・デザイン・スタイルのユーザー・インターフェースを使用することで、エンドユーザーもすぐに馴染むことができます。また、小型・中型・大型画面でシームレスに動作します。

モダナイゼーション

フレームワーク内でRAMP ツールを使用することで、既存の IBM i アプリケーションを変更することなくモダナイズできます。

実装と展開

必要なコーディングと学習の量を最小限におさえます。プロトタイプ・アプリケーションの各パーツは認可されたものなので、自分でコーディングした実際のプログラムに置き換えると自動生成されます。

保守と拡張

高度に構築された VLF デザイン・モデルにより、アプリケーションの保守や拡張を規律正しく効果的に行えます。

VLF が適しているアプリケーション開発

VLF が適さないアプリケーション開発