独立した複数のフレームワークを管理する場合は、名前空間の問題が発生する可能性があります。特に他のソフトウェア・ベンダーが提供しているフレームワークを使っているサイトでフレームワークをインストールする場合は注意が必要です。
同じ LANSA 区画で異なるフレームワークを使用する場合、次のような点で、名前空間の衝突が起こりえます。
フレームワーク・エントリー・ポイント:複数の独立したフレームワークが同一のエントリー・ポイント名を持つことはできません (例:UF_DESGN, UF_ADMIN、UF_EXEC)。注:VLF-ONE のエントリ ポイント UF_OEXEC は、配布アプリケーションでは使用できないので、名前空間の問題にはなりません。
フィルターとコマンド・ハンドラー:同一の LANSA 区画に、同じ名前のコマンド・ハンドラーを複数置くことはできません。新しいフレームワークを作成するとき、それ自身の固有の命名規則をフィルターやコマンド・ハンドラーに割り当てる必要があります。
UF_* や DF_* という名前がつけられたものについて一般的に、これらは提供されている VLF のマテリアルの一部なので、エンドユーザーの (実稼働の) アプリケーションで使用してはいけません。提供されているソースコードを確認し、コピーして独自のバージョンを作成するという指示に従ってください。