IBM i サーバー・メッセージ・キューのデモンストレーション・アプリケーションは、ツールバーの [キュー] ボタンにより起動します。
このアプリケーションではユーザー個別のキュー、グループ・チャット・キューやイベント通知キューの使用方法が示されます。ただしこれを効率よく使用するためには、IBMサーバーにスーパー・サーバー接続している必要があります。
個別のキューは、IBM i の典型的なユーザー・プロファイル待ち行列です。通常バッチ・ジョブの完了やシステム状況などを個人に通知するために使用されます。
チャット・キューの例では、IBM i メッセージ待ち行列が同じ作業グループに属する人達が情報交換することを許可する様子を示しています。
イベント通知キューでは、IBM i メッセージ・キュー経由でグループや個人へ”実行可能な”メッセージをプログラムで送信する方法を示しています。
ユーザーがこの種のメッセージを”実行する”と決めると、VLFがこれに反応し、例えばURLを開く、ビジネス・オブジェクト・インスタンスに切り替える、コマンド・ハンドラーを実行するなどがプログラム上で実行されます。
この方法は、標準のHRデモ・アプリケーションで社員の住所や電話番号を更新する際に利用できます。- この場合”実行可能な”メッセージが以下のように発行されます:
全てのソース・コードは例とともに同梱されています。