グループは、有効なサーバー・ユーザー・プロファイルである必要がないプロファイルです。
グループを作成することで、同じ権限を持つ複数のユーザーがいる場合の権限の設定タスクを最小限に抑えることができます。グループを作成し、グループ・レベルで権限を設定するだけです。ユーザーを作成したグループに割り当てると、自動的にこのグループの権限がオブジェクトに適用されます。
次の画面でユーザー・プロファイル Frank はグループ・プロファイル BUSINESS に属しています。
このグループ・プロファイルは、ビジネス・アプリケーションの使用のみ権限が与えられています。
次に Frank の権限を確認すると、以下のように表示されます。
ユーザーはそれぞれ与えられた権限を持ち、また属するグループに与えられた権限も持っています。
フレームワーク・オブジェクトの隣にあるチェックボックスで、このグループによる権限がないものでも、チェックが入っていることに注目してください。このユーザー (Frank) は、これらのオブジェクトを使用する権限が許されることが可能ということです。
これは、グループ権限は追加できるからです。ユーザーはグループのメンバーになることによってグループの持つ権限を追加できますが、権限を失うことはありません。