アプリケーション内で同時にビジネス・オブジェクトのインスタンス (コマンド・ハンドラー) をいくつ開くことができるかを制御できます。
この方法を学ぶには、SCRUD オプションで作成されたビジネス・オブジェクトを実行します。(「自動 SCRUD ビジネス・オブジェクトの作成」を参照)同時に開くことができるパネルの数を調整できるコントロールがあります。
この数字が 1 の時は、1 つのビジネス・オブジェクトのインスタンス用のコマンド・ハンドラーしか開くことができません。この数字を 3 にすると、同時に 3 つのビジネス・オブジェクト・インスタンスを持つことが可能です。
同時に開くことができるビジネス・オブジェクト・インスタンスの数は、ビジネス・オブジェクトの [コマンドの表示] タブの [同時に開ける最大インスタンス数] を使って設計時にコントロールすることもできます。
複数のビジネス・オブジェクト・インスタンスを開くことができる場合、コマンド・ハンドラーのコードはそれぞれの参照を設定することで管理しなければいけません。
これをどのように行うかを確認するには、Visual LANSA エディターで SCRUD の"詳細" コマンド・ハンドラー (この例では、XXX_XHOMESALE_SCRUD_Handler) を開きます。インスタンス・レベルのコマンド・ハンドラーのパネルが最初に表示された時に、"関連付けられた" インスタンスに割り当てられています。