まとめ
重要事項
- 複数の種類のオブジェクトを含むインスタンスリストを作成できます。この操作を行うには、ビジネス・オブジェクトのリレーションシップを定義します。このリレーションシップはピア・ツー・ピアまたは親子のいずれかです。
- ビジネス・オブジェクト・インスタンスリストを完全にプログラム的に入力したい状況では、フィルターはエンドユーザーと意味のある会話処理はできないため、隠すことができます。
- リレーションシップ・ハンドラーは RDML ファンクションのひとつで、親オブジェクトと子オブジェクトのリレーションシップを動的に拡張するために呼び出されます。これにより、最初にルートまたは親オブジェクトをインスタンス リストに追加するだけでフィルターの性能を向上させることが可能です。
- フレームワークのインスタンスリストは、英数字列または数値列をそれぞれ10個まで追加して表示できます。
ヒントとテクニック
- プログラミング・テクニックのサンプル・アプリケーションの詳細セクションには、アドバンスト・インスタンスリストのサンプルが含まれています。
- LANSAには、リレーションシップを作成する際にコピー元となるサンプルのリレーションシップ・ハンドラーが用意されています。 ソースはプロセス DF_PROC のファンクション DFREL01 に格納されています。
これまでの学習内容
- ビジネス・オブジェクト間に親/子リレーションシップを作成する方法
- 非表示フィルターを作成する方法
- リレーションシップ・ハンドラーを記述する方法
- インスタンスリストに列を追加する方法