SessionStatus
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Active、Invalid、ExpiredもしくはNone
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実行時には、このプロパティに基づいて、Webセッションの状態を判別できます。このプロパティをActiveに設定してセッションを作成したり、Invalidに設定してセッションを削除したりすることも可能です。デザイン時には、WAM全体(つまり、全てのWEBROUTINE)に対してこのプロパティを設定することもできますし、キーワードOnEntryを使用して各WEBROUTINEに対してこのプロパティを設定することも可能です。デザイン時にActiveの値を設定すると、WEBROUTINEの実行前にセッションの検証が行われます。Noneの値を設定すると、セッションが無効または有効期限切れの場合にもWEBROUTINEが実行されます。その後、そのWEBROUTINEの中でSessionStatusをActiveに設定して新しいセッションを作成し、セッション・キーをブラウザーに返すことも可能です。このプロパティは、デザイン時にも実行時にも使用できます。
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SessionTimeout
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秒単位の数値。0に設定した場合は、システム全体のデフォルトが使用されます。-1に設定した場合は、タイムアウト時間が無限になります(つまり、タイムアウトがなくなります)。
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要求が出されない時間の長さがタイムアウト値に達すると、セッションの有効期限が切れたと見なされます。セッションを必要とする(つまり、SessionStatusがActiveに設定されている)WEBROUTINEに対してその後から要求が出されても、そのWEBROUTINEは実行されず、SessionInvalidイベントが起動されます。このタイムアウトは、WAMの中のすべてのWEBROUTINEに適用されます。
クリーンアップを後で実行するようスケジュールすることができるので、このセッション状態はセッション・ストアに残っている場合もあります。
このプロパティは、実行時には使用できません。
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