PDFSpoolFileServiceなどのJSMサービスでは、IBM Toolbox for Java (JTOpen)が必要です。
JSMはOpen Sourceソフトウェア、JTOpen 7.7、コードベース5570-SS1 V7R1M0.07 built=20120531がセットになっています。
詳細については、以下を参照してください。
www-03.ibm.com/systems/i/software/toolbox/
IBMでは、IBM i データベース用の2つのJDBCドライバーを提供しています。
ネイティブJDBCドライバー
IBM i Developer Kit for Java (57xxJV1)の一部として付属しています。
これは、SQL CLI (Call Level Interface)のネイティブ・メソッド呼び出しを行うことで実装されます。
そのため、IBM i JVMでのみ実行されます。
登録するクラス名はcom.ibm.db2.jdbc.app.DB2Driverです。URLサブプロトコルはdb2です。
Toolbox JDBCドライバー
IBM Toolbox for Javaの一部として付属しています。
これは、データベース・ホスト・サーバーに直接ソケット接続を行うことで実装されます。
このJDBCドライバーはどのJVMでも実行されます。
登録するクラス名はcom.ibm.as400.access.AS400JDBCDriverです。URLサブプロトコルはas400です。
JDBC更新用の物理ファイルのジャーナル処理
CRTJRNRCV JRNRCV(MYLIB/JDBC) TEXT('JDBC Journal Receiver')
CRTJRN JRN(MYLIB/JDBC) JRNRCV(MYLIB/JDBC) TEXT('JDBC Journal')
STRJRNPF FILE(MYLIB/MYFILE) JRN(MYLIB/JDBC) IMAGES(*BOTH)
物理ファイルを作成または変更する場合、ジャーナル処理の開始を忘れることがよくあります。
このような問題を回避するには、ジャーナル処理を自動で開始させたいライブラリにQDFTJRNという名前のデータ・エリアを作成します。
新しいデータ・エリアには、ジャーナルの名前が含まれます。物理ファイルの作成者に適切な権限がある限り、このデータ・エリアで名前が付いたジャーナルに対してジャーナル処理が開始されます。
ジャーナル・ライブラリを最初の10ポジションに指定すると、次の10ポジションにジャーナルが含まれ、最後の5ポジションに*FILEが含まれます。また、最後の5ポジションに*NONEを指定して、ジャーナル処理を開始しないようにすることもできます。