RFIServiceは、リモート・ファンクションの呼び出しプログラミングに使用されるクライアント・クラスです。
RFIServiceのインスタンスを作成するには、スタティックなgetInstanceメソッドを使用します。このメソッドにはプロパティ・パラメータが必要です。これらのプロパティは、ホスト接続の通信特性を制御します。
|
例
Properties properties = new Properties () ;
properties.put ( "rfi.server", "http://your.own.url:port" ) ;
RFIService service = RFIService.getInstance ( properties ) ;
RFIServiceには、シリアライズされたオブジェクトを送受信する2つのメソッドがあります。
getObjectメソッドは、指定したサービス名でホスト・サーバーからシリアライズされた応答オブジェクトを受信する場合に使用されます。
Object getObject ( String service )
Object getObject ( RFIObject service ) ;
例
Object object = service.getObject ( "EMPLOYEE-FETCH" ) ;
putObjectメソッドは、シリアライズされたオブジェクトをホスト・サーバーに送信し、この指定サービスから応答オブジェクトを受信します。
Object putObject ( String service, Object sendObject ) ;
Object putObject ( RFIObject sendObject ) ;
例
Object object = service.putObject ( "EMPLOYEE-UPDATE", employee ) ;
ホストからの応答状況が成功ではない場合、RFIExceptionが投げられます。
応答のコンテンツ・タイプが「アプリケーション/x-java-シリアライズ-オブジェクト」ではない場合、RFIExceptionが投げられます。
コンテンツが返されない場合、nullオブジェクト参照が返されます。それ以外の場合は、コンテンツがデシリアライズされてオブジェクト参照が返されます。
RFIObjectインターフェースには、サービス名を返すメソッドが1つあります。
このメソッドを使用すると、sendObjectはサービス名を指定できるため、Stringサービス名パラメータの必要性がなくなります。
public interface RFIObject
{
public String getService () ;
}
RFIExceptionクラスには、応答状況とメッセージにアクセスできるメソッドが複数あります。
|