JSONBindFileService は、JSON データをアプリケーションに読み込むジョブと、アプリケーションによる JSON データの作成を簡単に行うことを目的としています。これは、JSON バインディング・ウィザード (LANSA Integrator スタジオの機能) から生成されたクラスを利用するように設計されたサービスの1つですので、 LANSA Integrator スタジオの使用が JSONBindFileService の主要な部分となります。
例えば、JSON 形式の注文をサーバー上のディレクトリに受ける場合、JSONBindFileService を使用すると、注文データを読み込み、データをプログラム内のフィールドに変換できるため、プログラムはこのフィールドからデータを必要に応じて処理できます。あるいは、お使いのアプリケーションでサプライヤに送信する注文を作成する必要が生じる場合もあります。この場合、注文に必要なデータをアプリケーションで用意してから、JSONBindFileService を使用して JSON ファイルを作成します。
関連サービス
JSONBindFileService は、JSON バインディング・ウィザードから生成されたクラスを利用できるサービスの1つです。このファミリーにある以下のサービスにより、JSON バインディングと特定の転送サポートを組み合わせることができます。
JSONBindFileService ではファイルの転送は行われません。ファイルの転送が必要な場合は、上記のいずれかのサービスを使用するか、以下のような転送中心のいずれかのサービスと組み合わせる必要があります。
技術仕様
JSONBindFileService は、LANSA Integrator スタジオの JSON バインディング・ウィザードを使用して作成されるバインディングと共に使用する必要があります。作成後は、アプリケーションを実行する前に関連する.jarファイルとプロパティ・ファイルをサーバーに移動する必要があります。
詳細は、「JSON バインディング・ウィザード」を参照してください。