READ コマンドは、JSON データの読み込みおよび解析に使用されます。
READコマンドが実行されると、以下のステップが行われます。
1.ファイルのコンテンツが UTF-8 データとして読み込まれ、解析されます。
必須
READ ------------ FILE ------------ file path ------------------>
任意
>-- ARCHIVE --------- value ----------------------|
キーワード
FILE |
このキーワードは、JSON ドキュメントのファイル名とパスを指定する場合に使用されます。 パスの区切り文字にはフォワード・スラッシュを使用し、DOSドライブ指定子を使用しないことをお勧めします。 パスの形式は以下のようにします。 Windowsの場合、以下のように指定できます。
IBM i の場合、以下のように指定できます。
注意:どのようなディレクトリ構造を指定する場合でも、すでに存在していなければなりません。 このキーワードは必須です。 |
ARCHIVE |
このキーワードの詳細については、「ARCHIVE」を参照してください。 このキーワードは任意です。 |
コメント/警告
キーワード ARCHIVE は、XMLドキュメントの処理後にそのドキュメントを保管する場合に特に役立ちます。
例
RDML
* Define the fields used by the JSM Commands
DEFINE FIELD(#JSMSTS) TYPE(*CHAR) LENGTH(020)
DEFINE FIELD(#JSMMSG) TYPE(*CHAR) LENGTH(256)
DEFINE FIELD(#JSMCMD) TYPE(*CHAR) LENGTH(256)
CHANGE FIELD(#JSMCMD) TO('READ FILE(orders/order.json) ARCHIVE(archive/arc_order.json)')
USE BUILTIN(JSM_COMMAND) WITH_ARGS(#JSMCMD) TO_GET(#JSMSTS #JSMMSG)
RDMLX
* Define the fields used by the JSM Commands
Define FIELD(#JSMSTS) TYPE(*CHAR) LENGTH(020)
Define FIELD(#JSMMSG) TYPE(*CHAR) LENGTH(256)
Define FIELD(#JSMCMD) TYPE(*CHAR) LENGTH(256)
Define FIELD(#JSMHND) TYPE(*CHAR) LENGTH(4)
#JSMCMD := 'READ FILE(orders/order.json) ARCHIVE(archive/arc_order.json)'
Use BUILTIN(JSMX_COMMAND) WITH_ARGS(#JSMHND #JSMCMD) TO_GET(#JSMSTS #JSMMSG)