このサービスにより、ワークブックの複数のワークシートがサポートされます。アプリケーションはサービスに問い合わせを行い、ワークブック内のワークシートの名前を検索し、すべてのワークシートまたは選択したワークシートのデータを個別に処理できます。LANSA RDML作業リストや3GLデータ構造を使用して、指定した行/列範囲のワークシートに対してデータの読み込みや書き込みを行うことができます。
以下に、ExcelService の使用例を示します。
月々のタイムシートの処理
従業員は、あらかじめ形式化されたExcelシートに自分の支払い請求情報を記録します。各従業員は、月末にクライアントの請求書作成に役立つように自分のタイムシートのコピーを本社にメールで送ります。
本社のアプリケーションは、承認メールボックスからメールを取得して処理する場合に使用されます。可能性としてはPOP3MailServiceが使用されます。各メールに関連付けられたExcelドキュメントは、ExcelService を使用して処理され、データベース・ファイルに入れられます。内部アプリケーションは、すべてのタイムシートを受け取ると、クライアントごとに適切な請求書を作成します。