ExcelService コマンドの典型的な使用法
RDML/RDMLX または RPG などの 3GL のどちらでクライアント・アプリケーションを作成する場合でも、基本的な手順は同じです。
例えば、EXCELシートを読み込むアプリケーションでは、通常、以下のコマンドを発行します。
JSM(X)_OPENJSM(X)_COMMANDsSERVICE_LOAD
OPEN
READ / WRITE
CLOSE
SERVICE_UNLOAD
JSM(X)_CLOSE選択した開発言語に適用されるコマンドの詳細については、「Java Service Managerクライアント」を参照してください。
コマンド使用例
読み込むためにファイルを開く
OPEN FILE(path)
...
CLOSE
変更・保存のためにファイルを開く
OPEN FILE(path)
...
SAVE
CLOSE
変更し別ファイルに保存するためにファイルを開く
OPEN FILE(path)
...
SAVE FILE(path)
CLOSE
新規ドキュメントを作成し、ファイルに保存する
CREATE
...
SAVE FILE (path)
CLOSE
別ファイルのコンテンツを使って新規ファイルを作成する
CREATE USING(path)
...
SAVE FILE (path)
CLOSE
開いているファイルまたは作成したファイル内のシートのリストを取得する
GET OBJECT(*SHEETS) #WRKLST
指定のシート内の最大行数を取得する
GET OBJECT(*ROWCOUNT) SHEET(name)
コンテキスト/現行の作業シートを設定する
SET OBJECT(*CONTEXT) SHEET(name)
列幅または列の範囲を設定する
SET OBJECT(*COLUMNWIDTH) SHEET(name) RANGE(c1,c2) WIDTH(integer)
新規シートを作成する
ADD OBJECT(*SHEET) SHEET()
シートにイメージを追加する
ADD OBJECT(*IMAGE) SHEET() R1C1() FILE(path) RESIZE(1.0)
セルにコメントを追加する
ADD OBJECT(*COMMENT) SHEET() R1C1() COMMENT() AREA(2,4)
セルに式を追加する
ADD OBJECT(*FORMULA) SHEET() R1C1() FORMULA()
セルにハイパーリンクを追加する
ADD OBJECT(*HYPERLINK) SHEET() R1C1() LABEL() TYPE(*URL|*FILE|*EMAIL|*DOCUMENT) ADDRESS()
すべてのセルのスタイルを削除する
REMOVE OBJECT(*CELLSTYLE) SHEET(*ALL)
指定のシートを対象に、セルのスタイルを削除する
REMOVE OBJECT(*CELLSTYLE) SHEET(name)
シートを削除する
REMOVE OBJECT(*SHEET) SHEET()
シートから行を削除する
REMOVE OBJECT(*ROW) SHEET() RANGE(r1,r2)
シートから列を削除する
REMOVE OBJECT(*COLUMN) SHEET() RANGE(c1,c2)
シートから印刷範囲を削除する
REMOVE OBJECT(*PRINTAREA) SHEET()