5.35.2 ExcelService の使用

ExcelService コマンドの典型的な使用法

RDML/RDMLX または RPG などの 3GL のどちらでクライアント・アプリケーションを作成する場合でも、基本的な手順は同じです。

例えば、EXCELシートを読み込むアプリケーションでは、通常、以下のコマンドを発行します。

JSM(X)_OPENJSM(X)_COMMANDs

     SERVICE_LOAD

          OPEN

          READ / WRITE

          CLOSE

     SERVICE_UNLOAD

JSM(X)_CLOSE

選択した開発言語に適用されるコマンドの詳細については、「Java Service Managerクライアント」を参照してください。

コマンド使用例

読み込むためにファイルを開く

OPEN FILE(path)

...

CLOSE

変更・保存のためにファイルを開く

OPEN FILE(path)

...

SAVE

CLOSE

変更し別ファイルに保存するためにファイルを開く

OPEN FILE(path)

...

SAVE FILE(path)

CLOSE

新規ドキュメントを作成し、ファイルに保存する

CREATE

...

SAVE FILE (path)

CLOSE

別ファイルのコンテンツを使って新規ファイルを作成する

CREATE USING(path)

...

SAVE FILE (path)

CLOSE

開いているファイルまたは作成したファイル内のシートのリストを取得する

GET OBJECT(*SHEETS) #WRKLST

指定のシート内の最大行数を取得する

GET OBJECT(*ROWCOUNT) SHEET(name)

 

コンテキスト/現行の作業シートを設定する

SET OBJECT(*CONTEXT) SHEET(name)
 

列幅または列の範囲を設定する

SET OBJECT(*COLUMNWIDTH) SHEET(name) RANGE(c1,c2) WIDTH(integer)

 

新規シートを作成する

ADD OBJECT(*SHEET) SHEET()

 

シートにイメージを追加する

ADD OBJECT(*IMAGE) SHEET() R1C1() FILE(path) RESIZE(1.0)

 

セルにコメントを追加する

ADD OBJECT(*COMMENT) SHEET() R1C1() COMMENT() AREA(2,4) 

 

セルに式を追加する

ADD OBJECT(*FORMULA) SHEET() R1C1() FORMULA()

 

セルにハイパーリンクを追加する

ADD OBJECT(*HYPERLINK) SHEET() R1C1() LABEL() TYPE(*URL|*FILE|*EMAIL|*DOCUMENT) ADDRESS()

 

すべてのセルのスタイルを削除する

REMOVE OBJECT(*CELLSTYLE) SHEET(*ALL)

 

指定のシートを対象に、セルのスタイルを削除する

REMOVE OBJECT(*CELLSTYLE) SHEET(name)

 

シートを削除する

REMOVE OBJECT(*SHEET) SHEET()

 

シートから行を削除する

REMOVE OBJECT(*ROW) SHEET() RANGE(r1,r2)

 

シートから列を削除する

REMOVE OBJECT(*COLUMN) SHEET() RANGE(c1,c2)

 

シートから印刷範囲を削除する

REMOVE OBJECT(*PRINTAREA) SHEET()