GET コマンドは、現在開いている Excel ドキュメントについての情報を取得する場合に使用されます。
必須
GET -------- OBJECT ----------- *SHEETS ----------------------->
*NAMES
*ROWCOUNT
*COLUMNCOUNT
*CELLCOUNT
*CELL
任意
>-- SHEET ------------ 値 ------------------------->
>-- ROW -------------- 値 ------------------------->
>-- R1C1 ------------- 値 ------------------------->
>-- NAME ------------- 値 ------------------------->
>-- SCALE ------------ 値------------------------->
>-- NUMBERFORMAT ----- *NONE -------------------------|
*DEFAULT
*CLIENT
*USERAGENT
キーワード
OBJECT |
返されるオブジェクトのタイプは *SHEETS、*NAMES、*ROWCOUNT、*COLUMNCOUNT、*CELLCOUNT、*CELLのいずれかで指定します。 値 *SHEETS は、現在のドキュメントのすべてのシート名を含む作業リストを返します。 値 *NAMES は、現在のドキュメントのすべての定義名を含む作業リストを返します。作業リストにフィールドが 2 つある場合、2 つめのフィールドが定義名の参照式を受け取ります。 値 *ROWCOUNT は、SHEET キーワードで指定されたワークシートの行数を、フィールド #JSMMSG に返します。 値 *COLUMNCOUNT は、SHEET キーワードで指定されたワークシートの列数を、フィールド #JSMMSG に返します。 値 *CELLCOUNT は、SHEET キーワードで指定されたワークシートのセル数を、フィールド #JSMMSG に返します。 値 *CELL は、セルの値を返答フィールド #JSMMSG に返します。キーワード R1C1、NAME、SCALE、NUMBERFORMAT も参照してください。 |
SHEET |
特定のシート名を入力できます。シート名を入力しない場合は、現在のコンテキスト・シートが使用されます。 |
R1C1 |
セルの行と列です。このキーワードは NAME の代わりに使用することができます。 |
NAME |
定義名です。定義名は、標準 Excel A1 参照形式のセル位置が含まれます。例:C10 または SheetName!C10。 |
SCALE |
このオプションのキーワードは、一般的な数字形式の数値セルで使用される10進法を指定します。デフォルト値は 4です。 |
NUMBERFORMAT |
このオプションのキーワードは、小数区切り文字が小数点文字「.」ではない数字文字列を処理します。 詳細は、「NUMBERFORMAT 」を参照してください。 |
例
以下の例では、GET コマンドを使用して、現在の Excel ドキュメントの情報を取り出します。
RDML
USE BUILTIN(JSM_COMMAND) WITH_ARGS('GET OBJECT(*SHEETS) SERVICE_LIST(SHEET)') TO_GET(#JSMSTS #JSMMSG #WRKLST)
RDMLX
use builtin(jsmx_command) with_args(#jsmhandle 'get object(*rowcount) sheet(parts)') to_get(#jsmsts #jsmmsg)