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8.4.8 HTTPディレクティブ
データは、HTTPプロトコルを使用してホストに送信されます。
HTTPサーバーはホスト側で実行していなければなりません。
基本、ダイジェスト、及びNTLM認証はユーザー・エージェントに組み込まれています。
現在のところ、中間 プロキシー・サーバーでは基本認証のみがサポートされています。
ユーザーとパスワードがブランクの場合、認証はありません。ただし、HTTPサーバーが401応答を返した場合、ユーザーとパスワードの入力を求める認証ダイアログが表示され、もう一度送信が行われます(行われるのは一度のみ)。
user=*promptの場合、フィールドがブランクの認証ダイアログが表示されます。
user=remoteuserの場合、ユーザー・フィールドにリモート・ユーザーが指定された認証ダイアログが表示されます。
user=remoteuserおよびpassword=passphraseの場合、認証ダイアログは表示されません。
ホストURLがHTTPSプロトコルを使用している状態でプロキシーURLを指定した場合、Proxy SSL Tunnelingが使用されます。
キーワード
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説明
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name
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ユーザー・エージェントの[送信]メッセージ・ボックスに表示される記述名
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host
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HTTPサーバーのURL
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host.trusted
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信頼ストアにピア証明書が含まれない場合は、SSL接続に必要です。値が*yesの場合、サーバー証明書が信頼されます。
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user
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認証ユーザーまたは*prompt
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password
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認証パスワード
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proxy
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HTTPプロキシー・サーバーのURL
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proxy.user
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プロキシーの基本認証ユーザー
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proxy.password
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プロキシーの基本認証パスワード
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locale
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HTTPプロトコルのプロパティX-USER-AGENT-LOCALEの値を設定します。このエントリーがない場合、省略値のロケールが使用されます。
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xxx.uri
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POSTスタイル・メソッドのファイル拡張子ベースのホストURIコンポーネントを定義します。 以下のメソッドで使用されます。 POST ユーザー定義
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method
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HTTPプロトコル・メソッド。省略値はPOST GET HEAD TRACE OPTIONS POST ユーザー定義
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uri
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GETスタイル・メソッドのホストURIコンポーネントと、POSTスタイル・メソッドの省略値のURIを定義します。 以下のメソッドで使用されます。 GET HEAD TRACE OPTIONS
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authentication.preemptive
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ハンドシェイク認証の効率を上げるために、ユーザー・エージェントに特定の認証方法を指定することができます。 基本認証の場合は*basicを使用します。 ダイジェスト認証には*digestを使用します。 NTLM認証の場合は、*ntlmを使用します。 省略値は*negotiateで、フル認証チャレンジが行われた状態です。
注: ダイジェストとNTLMはチャレンジ・ハンドシェイクを使用するので、プリエンプティブ認証として選択された場合は、初期ハンドシェイク中にコンテンツが送信されないため、サーバーからの認証が必須になります。
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