1.3.5 階層型アプリケーション・アーキテクチャ

さまざまなハードウェア・プラットフォームやオペレーティング・システムが混在する環境も珍しくありません。そしてアプリケーション・プログラムは、このさまざまなプラットフォーム上で稼動するのです。分散処理モデルに基づき適切に運用できるようにするためには、階層型アーキテクチャによる開発が不可欠です。

階層型アーキテクチャに基づき、アプリケーションを次のような処理単位に分割します。

表示処理 (グラフィカル・インターフェイスなど)

業務処理

データベース/妥当性検証処理

 

階層アーキテクチャは非常に柔軟なモデルですが、課題もいくつかあります。まず、階層ごとに別々のツールを使い、異なる言語で記述しなければならない場合があります。階層により、動作するプラットフォームやオペレーティング・システムが異なることもあるのです。さらに、プラットフォーム特有の要件が各階層に入り込み、システム全体の可搬性が損なわれるかも知れません。

適切なアーキテクチャ構造の開発環境により、これらの複雑な状況に対して容易に対応ができ、アプリケーション開発が簡単になります。1.3.6 LANSAアプリケーション・アーキテクチャにより、アプリケーション開発が簡素化されるのです。

次のトピックも参照してください。

1.3.4 従来型のアプリケーション・アーキテクチャ