1.4.2 LANSAリポジトリの内部構成

LANSAリポジトリには、業務アプリケーションに関する広範な情報が蓄積されています。先にも説明したように、こういった情報は特定のプラットフォームに依存しない形式で蓄積されているので、各種のプラットフォームで使用できます。また、アプリケーションの構築時だけでなく、実行時にも参照されます。

LANSA リポジトリには、アプリケーションで使うフィールドやエレメントに関する情報が蓄積されています。具体的には、記述、列見出し、編集コード、ビジュアライゼーション、省略値、ヘルプ・テキスト、プロンプト・プログラムなどがあります。アプリケーション側から見れば、これをデータ・ディクショナリのように扱うことができます。さらに、オブジェクトやコンポーネントもリポジトリの管理対象です。イベント駆動型である、Windows上のアプリケーションから呼び出して使います。

また、ファイルやデータベースに関する情報もあります。具体的には、物理ファイル名、論理ファイル名、ファイル間の関係、ファイルの定義属性、妥当性規則、トリガー・プログラムなどです。

最後に、処理手順に関する情報や業務処理規則も、ストアド・プロシージャ、トリガー・ファンクション、検証プログラム、システム変数などの形で蓄積されます。業務処理ロジックの記述には、LANSA RDML を使います。

以上に加え、LANSA は複数言語定義、仮想フィールド、事前結合フィールドなどといった、特殊なリポジトリ機能も備えています。

さらに繰り返しになりますが、こういった情報はリポジトリで集中管理するので、アプリケーション・プログラム内のあちこちに記述する必要はありません。

また、この情報は再利用や共有の対象であり、LANSA製品ファミリーの他の製品や、他のアプリケーション、他の開発ツールで再利用できます。これはLANSAの仕様が公開されていることの効用です。

次のトピックも参照してください。

1.4.1 アクティブ・リポジトリとは