4.2.9 メニューに登録するコマンドに関する考え方

プロセス・メニューには、オペレーティング・システムに組み込まれているコマンドのうち、LANSA側で定義したものを表示することができます。IBM iの場合、表示できるのはCL(制御言語)コマンドです。Windowsの場合は、単純なDOSコマンドのほか、他のプログラムを起動するコマンドも表示できます。

Windowsの場合、メニューに登録するコマンドはコマンド・プロンプト・ウィンドウ(CMD.EXE)を介して起動されます。コマンドの検索パスやパラメータを正しく設定するのは、開発者の責任です。例えば「メモ帳」を開きたい場合、NOTEPAD.EXEコマンドを設定することになります。Cドライブ直下のディレクトリ一覧をファイルに書き出したい場合は、「DIR C:\  C:\textfile.txt」と記述してください。

IBM iの場合、IBMが提供するQCMDEXCプログラムまたはQCAEXECプログラムを介して実行可能なCLコマンドを、プロセスのメイン・メニューに表示できます。実際に起動する際、パラメータを指定/変更するようユーザーに問い合わせることも可能です。よく使われるCLコマンドとしては、各ユーザーのジョブ状況を表示/制御する、次のようなものがあります。

WRKSBMJOB

起動済みのジョブに対する操作

WRKJOB

現行ジョブに対する操作

WRKOUTQ

出力キューに関する操作

WRKJOBQ

ジョブ・キューに関する操作

DSPMSG

メッセージ・キューの表示

SNDMSG

メッセージの送信

 

IBM i上で実行できるCLコマンド、これを起動するために使うQCMDEXC/QCAEXECプログラムについて詳しくは、IBMが提供するマニュアルを参照してください。

プラットフォームについて

ここに説明したメニュー項目は、オペレーティング・システムが変われば使えなくなります。例えば、IBM iのCLコマンドは、Windowsプラットフォーム上では実行することができません。アプリケーションを複数のプラットフォーム向けに構築する場合、メニューに登録するコマンドを記述する際に十分注意してください。

次のトピックも参照してください。

LANSA テクニカル リファレンスガイド』の「メニューに登録するコマンド

Visual LANSA ユーザーガイド』の「[メニューに登録するコマンド]タブ