4.2.11 アクション・バーの概念

「アクション・バー」(メニュー・バー)は、ウィンドウの最上部に並んだ選択肢で、実行したいファンクションを手早く起動することができます。メニュー名の部分をクリックすると、その下位のメニュー項目が、ドロップダウン・メニューの形で表示されます。

これは、(ビットマップ画像の表示に対応していない)文字端末を想定して、メニュー・バーと同等の機能を実現するための機構です。注:グラフィック表示に対応したフォームやコンポーネントを使えば、LANSAでも、この表示機能を完全に活かしたアプリケーションを開発できます。

LANSAでは、アクション・バーはプロセス・レベルで実装されています。このときのプロセスはSAA/CUA区画に定義したものでなければなりません。

プロセスの表示形態をアクション・バーとするためには、プロセス定義を編集する必要があります。

1行構成のアクション・バーは、次のように表示されます。

  +-----------------------------------------------------------------+

  |File   Edit    Options   Help                                    |

  +-----------------------------------------------------------------+

このうち第1の選択肢(「File」)を選択するとプル・ダウン・メニューが現れ、次のような表示に変わります。

  +-----------------------------------------------------------------+

  | File    Edit    Options   Help                                  |

  +----------------|------------------------------------------------+

  | 1.Open        |

  | 2.Close       |

  | 3.DTX to H/O  |

  | 4.FAX to H/O  |

  +----------------+

実際には最大3行にわたるアクション・バーを、画面上部に表示できます。各行には6つまでの選択肢を置けるので、全体では18の選択肢を用意できます。

さらに、いずれかを選択肢したとき、最大9項目から成るプル・ダウン・メニューを表示することができます。したがって、合計で18×9 = 162種類までの選択肢を、1つのアクション・バーで制御できることになります。

表示レイアウトやそれぞれの選択肢、対応するプル・ダウン・メニューなどの設定は、「アクション・バー制御表」で行います。

プラットフォームについて

IBM i:IBM i アプリケーション用のアクション・バーとしてプロセスを定義する場合は、『LANSA/AD ユーザーガイド』の「アクション・バー・コントロール・テーブル」も参照してください。『LANSA/AD ユーザーガイド』では、IBM i アプリケーションに特有の事項が説明されています。

次のトピックも参照してください。

LANSA テクニカル リファレンスガイド』の「アクションバー制御テーブル

LANSA テクニカル リファレンスガイド』の「SET_ACTION_BAR

Visual LANSA ユーザーガイド』の「[アクションバー制御テーブル]タブ