1.4 Visual LANSA の Web アーキテクチャ

構成コンポーネント

Web ページはアプリケーションの開始点となり、ユーザー・インターフェース機能の基盤となります。比較的単純な要件であれば、1 つの Web ページだけですべてを満たすことができる場合もあります。ただ、モジュール・コーディング技術を使用することで、複数のアプリケーションの作成・管理はずっと簡単になります。

現代のアプリケーションは、たいていの場合複雑なインターフェースを持ち、項目が選択されるごとに機能も異なります。このような複数の動作を 1 つのソース・オブジェクト内でコーディングしようとすることは、不可能ではありませんが、推奨される方法ではありません。推奨される方法としては、画面はパッチワークのようなものだと考えるのが良いでしょう。個々に作成されたピースが、共同作業によって1 つの意味のある結果を生み出していくのです。

アプリケーションのコンポーネントの多くは、再利用可能パーツを利用して作成されます。各パーツには、独自の処理やユーザー・インターフェースが含まれており、メソッド、イベントやプロパティを公開することで、別のアプリケーションのパーツがこのパーツとやり取りできるようになっています。このモジュール式アプローチにより、複雑な画面のやり取りが分割され、モジュール・ピースの集まりとなります。この方法では、アプリケーションの開発と管理は大幅に簡素化されます。

構造

コンパイルされた Web ページ、再利用可能パーツ、LANSA ランタイムは、すべてブラウザ内で実行され、ランタイムが Web サーバーとの通信に必要な機能を提供します。Web ページと再利用可能パーツは、独自にアプリケーション・サーバーを呼び出すことができます。この呼び出しにより、要求が解釈され、SrvRoutines を実行して、通常はデータベースとのやり取りをしながら、データやイメージが処理されます。

SrvRoutines からの出力は、1 つの JSON ドキュメントに格納され、これがブラウザに戻されます。これが届くと、ルーチンに定義された通りのフィールドや作業リストに変換され、分かり易い処理が仕上がります。