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5.1.1 システム・テーマの作業開始

最も簡単なレベルのシステム・テーマでは、独自のテーマ作成に時間を費やす必要もなく、Web ページが使用している配色を素早く変更することができます。

Web ページを作成すると、以下のようなスケルトン・コードが生成されます。

Begin_Com Role(*EXTENDS #PRIM_WEB) Theme(#SYS_THEME<MaterialDesignBlue>)

 

Evtroutine Handling(#Com_owner.Initialize)

Endroutine

 

End_Com

 

Begin_Com に関連付けられた [詳細] タブでプロパティを見ると、テーマのデフォルト値には MaterialDesignBluel が設定されており、デフォルトのシステム・テーマ MaterialDesignBlue が適用されます。

代わりに、ドロップダウンから異なるシステム・テーマを選択したり、プロンプトからユーザー定義テーマを選択することも可能です。

注:リストされている色のほとんどが Web ページではなく、フォームで利用されます。Web に適さない色を選択した場合、ソースコードにメッセージが表示されます。

例えば、以下のようなコードを作成したとします。 (ページ上で違いが分かるよう、2 つのボタンが追加されています)

Begin_Com Role(*EXTENDS #PRIM_WEB) Theme(#SYS_THEME<2015DeepOrange>)

 

Define_Com Class(#PRIM_PHBN) Name(#Button1) Caption('Button1') DisplayPosition(2) Left(32) Parent(#COM_OWNER) TabPosition(2) Top(48) Height(87) Width(218)

Define_Com Class(#PRIM_PHBN) Name(#Button2) Caption('Button2') DisplayPosition(1) Left(32) Parent(#COM_OWNER) TabPosition(1) Top(160) Height(87) Width(218)

 

Evtroutine Handling(#Com_owner.Initialize)

Endroutine

 

End_Com

 

スタイルとして 2015DeepOrange のテーマがコードに存在しています。ボタンはフォーカス時のみスタイル表示されるので、タブを移動させてボタンにフォーカスします。

コンパイルして、ブラウザでこの Web ページを実行すると、新しく割り当てたテーマが実際に利用されている様子を確認することができます。

再利用可能パーツは、これらが使用されているコンテキストからのテーマを適用します。再利用可能パーツは、ランタイムにあらゆるテーマ設定が Web ページ (この場合、これらの再利用可能パーツが利用されている Web ページ) から継承されます。

テーマに関する詳細については、『Visual LANSA 開発者ガイド』の「テーマ」を参照してください。