5.1.3 テーマ、描画スタイル、スタイルの共同作業

描画スタイルが取り入れられるテーマとスタイルでは、スタイルは蓄積されていくという単純なルールに従って作業が行われます。これを理解するためには、描画スタイルとスタイルが Web アプリケーション全体ではなく、Web アプリケーション内の各コントロールに適用される様子を確認する必要があります。処理の階層は以下の通りです。

デフォルト

コントロールのデフォルトの外観が適用されます。

テーマ

その上にテーマの描画スタイルからのスタイルが重ねられます。

スタイル

個別のスタイルを使用して、最終の外観の詳細が適用されます。

 

すべてのコントロールにはデフォルトの外観があります。

テーマが適用されると、それぞれのスタイル・セットに基づいた描画スタイル一式とシステム・テーマまたはユーザー定義のテーマが定義されます。各スタイルは、MouseOver、Pressed、Focus、Selected などの描画スタイルのモードのために使用されます。ですから、テーマ使用時にこれらの描画スタイルがアプリケーション内のコントロールに自動的にもしくは特別に適用され、関連するスタイルに影響を受けた性質を持つようになります。描画スタイルには次の2種類があります。

コントロールのテーマ描画スタイル

コントロールのテーマ描画スタイルは、事前に定義された描画スタイルで、ユーザーの追加入力なしに自動的に適用されます。ですから、描画スタイル Edit はフィールドやスピンエディットなどの全ての入力ボックスに適用され、ListItem はリストコントロールの全てのエントリー、 MenuItem はメニュー項目、PushButton はプッシュボタンなどといった形で適用されます。

例えば、プッシュボタンがあり、太字フォントと下線を描く描画スタイルを適用する場合、ボタンのテキストは太字で下線が引かれます。残りのスタイルはそのままになります。次にフォントを青にするローカルスタイルを適用すると、ボタンのテキストは太字で下線が引かれた青い字となります。

テーマ描画スタイル

テーマ描画スタイルは抽象描画スタイルで、適切な場所であればどこでも使用できます。Title、Heading1、Heading2、Heading3 などは事前に定義された名前で、すべての基本システム・テーマにデフォルトで存在します。これらのテーマ描画スタイルは、各テーマに存在する基本描画スタイル一式を提供する以外、特別の意味はありません。また、アプリケーション開発時に 1 コントロールに対して明確に適用されなければいけません。

好みのネーミング規則を使って、独自の描画スタイルを作成することも可能です。

 

Define_Com Class(#PRIM_LABL) Name(#Label1) Caption('Label1') Displayposition(2) Height(25) Parent(#COM_OWNER)Width(120) Themedrawstyle('Heading1')

 

詳細は、『Visual LANSA 開発者ガイド』の「テーマ」および「 描画スタイル」を参照してください。