現在地: Visual LANSA を使用したWeb アプリケーション > 20. ヒントとテクニック > 20.5 Visual LANSA と WAM の統合

20.5 Visual LANSA と WAM の統合

WAM を使った LANSA アプリケーションとセッション管理が既に存在する場合、新規の Visual LANSA Web 開発に統合させて、同じセッションを使用することが可能です。

まず初めに WAM とサーバー・モジュールが同じセッションであることを確認し、レスポンシブな BEGIN_COMS に SessionGroupName の ID が含まれている必要があります。

これは、WAM 内では、次のようになります。

Begin_Com Role(*EXTENDS #PRIM_WAM) Sessionkeymethod(Cookie) Sessiongroupname('MONSTER')

 

次に、同じセッション内のサーバー・モジュールで、同等のものを次のように追加します。

Begin_Com Role(*EXTENDS #PRIM_SRVM) Sessionkeymethod(Cookie) Sessionidentifier('MONSTER')

 

続く作業としては、WAM から SrvRoutine の安全な呼び出しを実行することです。これは、WebRoutine の起動に使ったものと同じ構文で可能になります。つまり、 WAM/WebroutineServer Module/SrvRoutine に置き換えます。この SrvRoutine を使ってデータ処理ができ、Visual LANSA Web ページを配信するためにリダイレクトすることも可能です。入力と出力のマップを適切に定義することで、フィールドやリストを引き渡すことさえできます。 

SrvRoutine Name(ShowPage) Response(*WEBPAGE #MYPAGE) Session(*REQUIRED)

Field_Map For(*input) Field(#SearchValue)
  *Show MYPAGE
Endroutine