各導入先PCにインストールされたLANSAアプリケーションは、アプリケーション・サーバーへの参照を含むこと以外は他のクライアント・アプリケーションと本質的に同じです。
アプリケーション・サーバーへの接続
通常、アプリケーション・サーバーへはX_RUNパラメータのASXXを使用して接続します。『テクニカル リファレンス』の「PSXX= パラメータ」に記述されるように、これらのパラメータはPSXXパラメータと同じ動作をします。
自動接続に使用するSSN(サーバーの別名)は常に*APPSERVERです。この値を変更することはできません。一般的に、定義する必要のあるパラメータはASLUとASPWだけです。詳細については、「JITオプション」を参照してください。
スーパーサーバー・アプリケーションは、アプリケーション・サーバー(ASXXパラメータ使用)だけでなく通常のサーバー(組込み関数またはPSXXパラメータ使用)にも接続できます。スーパーサーバー・アプリケーションは、通常のサーバーをアプリケーション・サーバーとして使用することもできます。この場合、INIT関数により複数のサーバーへの接続が開始されますが、最初の接続がアプリケーション・サーバーとして使用されます。
重要: ASXXパラメータを使用してアプリケーション・サーバーに接続する場合、アプリケーション・サーバーに、*.XQ*ファイルが必要です。詳細については、 『テクニカル リファレンス』の「 .XQ* Files」 を参照してください。
また、「必要なサーバーへの接続」も参照してください。
導入先PCへのパッケージのダウンロード
配布ツールパッケージが導入先PCにインストールされると、同じディレクトリ構造がアプリケーション・サーバーを反映します。つまり、ディレクトリ構造は次のようになります。
<sysdir>\x_apps\[クライアント・アプリケーション名]\
アプリケーションを導入先PCで起動する場合:
導入先PCへのDLLのダウンロード
DLLを導入先PCにインストールすると、配布システムやアプリケーション・サーバーと同じディレクトリ構造が作成されます。作成されるディレクトリ構造は以下のようになります。
<sysdir>\[x_ppp]\
導入先PCにインストールされた各DLLはこのディレクトリにダウンロードされ、既存の同じDLLのパッケージを上書きします。