メソッド
|
説明
|
BeginListUpdate
|
VLF-WIN では、これを使ってリスト・マネージャーにこれからインスタンスリストのアップデートを開始することを通知します。事実上、BeginListUpdate と EndListUpdate はリストのアップデート・トランザクションの境界を定義するために使用されます。リストの更新を始めると、リスト・マネージャーはビジー・ライトを点灯します。
「VLF-WIN でのインスタンスリスト・エントリーの更新と削除 」も参照してください。
VLF-ONE アプリケーションでは、このメソッドは何の影響も与えません。
|
ClearList
|
現在のインスタンスリストをクリアするために使用します。
|
AddtoList
|
インスタンスリストに新しいエントリーを追加したり、既存のものを更新するために使用します。このメソッドにVisualID1とVisualID2およびAKeynとNKeynの値を供給する必要があります。
また、インスタンスを選択すべきかを表示するSelectパラメータもあります。
AddToListメソッドにはオプションのBusinessObjectTypeパラメータがあって、フィルターが同じインスタンスリストに別のビジネス・オブジェクト・タイプを追加するために使えます。
VLF-WIN には、オプションのパラメータ RowColor があり、フィルターがインスタンスリストのエントリー追加時の色を指定できます。詳細については、「リスト・エントリーの色・スタイルの変更」を参照してください。
VLF-ONE アプリケーションには、オプションのパラメータ ParentDataItem、RelatedReference、RowStyle があります。追加として、作成、更新された #VF_LM003O インスタンスリストのアイテムへの任意の参照が返されます。
|
EndListUpdate
|
VLF-WIN では、リスト・マネージャーにリストのアップデートが完了したことを通知するために使用されます。リスト・マネージャーはビジー・ライトを消灯し、画面に表示されたリストを更新します。
VLF-ONE アプリケーションでは、このメソッドは何の影響も与えません。
|
RemovefromList
|
インスタンスリストからエントリーを削除するために使用されます。AKeynおよびNKeynの値は削除するエントリーを固有に識別するために必要です。エントリーが存在しない場合は要求が無視されます。
|
UpdateListEntryData
|
VLF-WIN では、既存のインスタンスリスト・エントリーのデータ内容を更新するために使用されます。エントリーが存在しない場合は要求が無視されます。BeginListUpdateおよびEndListUpdateのメソッド呼び出しで囲む必要はありません。
VLF-ONE アプリケーションでは、#VF_LM003O リスト・アイテムは直接更新された後、avUpdateDisplay メソッドが代わりに使用されます。
|
RefreshRelationship
|
VLF-ONE アプリケーションでは、サポートされず、必要とされません。
VLF-WIN では、インスタンスリストで子/子孫のツリー「クラスター」(ツリーとして表示されるもの)を更新するために使用されます。このメソッドを呼び出すと、リレーション・ハンドラーが再度呼び出される結果、ツリーの子ノード・クラスターが更新されます。次の点に注意してください。
- 子ノード・クラスターがあらかじめ展開されていなければ、更新要求は無視されます。
- 子ノード・クラスターが展開されていれば、リレーション・ハンドラーが呼び出され、リレーションが再度展開されます。リレーション・ハンドラーが返すインスタンスリスト・エントリーにより、既存のツリー・ノードが更新され、または新しいエントリーが挿入されます。呼び出し前から存在していたツリー・ノードのうち、リレーション・ハンドラーから返されなかったものは、ツリーおよびインスタンスリストから削除されます。
- 通常、このメソッドは、ツリーの最下層レベルでのみ使います。
- このメソッドの使用にあたって問題が生じた場合は、アプリケーションのトレース機能を有効にし、その出力を調べてみてください。
「VLF-WIN でのインスタンスリスト・エントリーの更新と削除 」も参照してください。
|
AlterColumnHeadings
|
VLF-WIN の実行時に、インスタンスリストの列見出しを上書きするために使用されます。これは、さまざまなフィルター検索の結果に適したインスタンスリストを作成するのに使用できます。
VLF-ONE ではこのメソッドは提供されません。その代わり、次のようなロジックを使って、列見出しのプロパティを直接取得し、設定できます。
#AVLISTMANAGER.InstanceListBrowser.VisualIDColumns<2> := “代替見出し”
提供のサンプル DF_T3003O を参照してください。
|
|
ResetAlteredHeadings
|
VLF-WIN で、インスタンスリストの列見出しの上書きをすべて削除するために使用されます。
VLF-ONE ではこのメソッドは提供されません。AlterColumnHeadings を参照してください。
|
|
DisplaySorted
|
実行時に、列の表示/非表示でインスタンスリストをソートするために使用。最大4つのソート列を指定することができます。
VLF-ONE ではこのメソッドは提供されません。その代わり、次のようなロジックを使って、列のオブジェクトにアクセスし、ソートできます。
Set Com(#AVLISTMANAGER.InstanceListBrowser.VisualIDColumns<2>) Sortposition(1) Sortdirection(Ascending)
詳細は提供のサンプル DF_T3002O を参照してください。
|
|
avOutputListasCSV
|
VLF-ONE でこのメソッドを使用して、インスタンスリストを CSV ファイルとしてユーザーに送信することができます。
出力はインスタンスリストのコンテンツ全体がベースとなり、クイック検索のフィルターは反映されません。
|
|
avVisualList
|
VLF-ONE でこのメソッドは、インスタンスリストのビジュアライザーが利用可能な状態で、かつ PRIM_LIST である場合、このビジュアル・リスト・オブジェクトへの参照を返します。NULL である場合もあります。
このメソッドは、スナップイン・リストが PRIM_LIST を使ってビジュアライズする場合、スナップインのインスタンス・リストと共に利用できます。
mthroutine uGetVisualList を再定義し、これが使用するリスト・コントロールへの参照を提供する必要があります。例えば、 #MyList という名前の PRIM_LIST を利用する場合、次のようになります。
Mthroutine Name(uGetVisualList) Options(*REDEFINE)
#uList <= #MyList
Endroutine
|
|
avSetColumnVisibility

|
このメソッドを VLF-ONE で使用して、インスタンスリスト列を表示したり、非表示にしたりします。
#AVLISTMANAGER.avSetColumnVisibility Ucolumntype(V) Ucolumninstance(2) Uvisible(False)
詳細は、提供のサンプル DF_T3001O を参照してください。
列タイプは以下でなければいけません。
V - ビジュアル ID
A – Acolumn
N – Ncolumn
D – Dcolumn
このビジネス・オブジェクトに対する列のインスタンスが見つからない場合、この命令は無視されます。
これは、記憶されていたこのユーザーの列非表示の値を上書きします。
このメソッドによる変更はすべてポップアップ・メニューに反映され、ユーザーがインスタンスリスト列を表示・非表示できるようになりなす。
このフォームのファクター (/screen size) で非表示と定義されている場合、avSetColumnVisibility はこの列を表示することはできません。
|
|
CreateorUpdateDisplayedItem
|
VLF-ONE でこのメソッドを利用して、データ・アイテム (#VF_LM003O リスト・アイテム) が変更された後にインデックスリストのエントリーのビジュアライゼーションを更新します。
データ・アイテムのメソッド avUpdateDisplay が同じことを行うため、通常はこれは必要ありません。
|
|