カスタム・プロパティ・アクセス・サービス
フレームワーク・サービス・マネージャーは「カスタム・プロパティ」にアクセスする機能を提供します。
カスタム・プロパティの値はavGetUserPropertyメソッドで呼び出します。
メソッドavGetUserPropertyのパラメータ
名前
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使用方法
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AtLevel
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このパラメータでカスタム・プロパティを定義するレベルを指定します。使用できる値はF(フレームワーク)、A(アプリケーション)またはB(ビジネス・オブジェクト)です。省略値は F (フレームワーク) レベルです。
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WithName
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このパラメータでカスタム・プロパティの名前を指定します。特別なプロパティ値 <name>.Count を使って、のインスタンスの数を取得することができます。
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Instance
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プロパティが複数の値を持つ場合(例、インスタンス)にどのインスタンスを返すかを指定するには、このパラメータを使用します。省略値は 1です。
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AlphaValue
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このパラメータでプロパティが返すべき英数字の値を入力するフィールドまたはコンポーネントを指定します。効率よく使用するために、このカスタム・プロパティは英数字型として定義する必要があります。
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NumericValue
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このパラメータでプロパティが返すべき数値を入力するフィールドまたはコンポーネントを指定します。効率よく使用するために、このカスタム・プロパティは数値型として定義する必要があります。
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BooleanValue
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このパラメータでプロパティが返すべきブール値を入力するフィールドまたはコンポーネントを指定します。効率よく使用するために、このカスタム・プロパティはブール型として定義する必要があります。
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Requester
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VLF-ONE のみ。Requester(#COM_OWNER) として引き渡します。
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カスタム・プロパティの値を呼び出す例例1
フレームワーク・レベルのPRINTERという英数字プロパティの現在値呼び出し:
Invoke Method(#avFrameworkManager.avGetUserProperty) Withname(PRINTER) AlphaValue(#C_Printer)
例2
アプリケーション・レベルのCOMPANYNUMBERという数値プロパティの 3 番目インスタンスの呼び出し:
Invoke Method(#avFrameworkManager.avGetUserProperty) AtLevel(A)
Withname(COMPANYNUMBER)
Instance(3) NumericValue(#Company)
例3
ビジネス・オブジェクト・レベルのSTATEというインスタンスがいくつ存在するかの確認:
Invoke Method(#avFrameworkManager.avGetUserProperty) AtLevel(B)
Withname(STATE.COUNT) NumericValue(#State_Tot)