のステップでは、"部門"のコマンド・ハンドラーにロジックを追加して、"社員"ビジネス・オブジェクトの詳細コマンド・ハンドラーに選択した社員の詳細を表示します。
社員の詳細コマンド・ハンドラーへの切り替えは、ボタンのクリック・イベントで実行されます。
1. 詳細コマンド・ハンドラーの [デザイン] タブを表示します。
2. プッシュ・ボタンを [コントロール] タブからコマンド・ハンドラーの右側パネル (PANL_1) にドラッグします。
3. [レイアウト] リボンを使って、このボタンの [配置] を [中央上] にします。上の余白を 10 にします。
4. ボタンのキャプションを詳細にします。
5. ボタンに Click イベントを作成します。
6. クリック・イベントに、"社員" ビジネス・オブジェクトの詳細コマンド・ハンドラーに切り替えるステートメントを追加します。
#avframeworkmanager.avSwitch To(BUSINESSOBJECT) NAMED(EMPLOYEES) EXECUTE(DETAILS) Caller(#com_owner) ClearInstanceList(TRUE)
7. 次に、グリッド内の社員の値に基づいて表示するインスタンスを "社員" ビジネス・オブジェクトに伝えるイベント・ルーチンを追加します。
Evtroutine Handling(#avFrameworkManager.avAddSwitchInstances) Options(*NOCLEARERRORS *NOCLEARMESSAGES) Caller(#Caller)
* Make sure the caller is this component
If_Ref Com(#Caller) Is_Not(*Equal_to #Com_Owner)
Return
Endif
Invoke Method(#avFrameworkManager.avAddSwitchInstance) Businessobjecttype(EMPLOYEES) Visualid1(#xEmployeeIdentification) Visualid2(#xEmployeeSurname.AsNativeString) Akey1(#xEmployeeIdentification)
Endroutine
コードは、次のようになります。
8. コマンド・ハンドラーをコンパイルします。
9. 切り替えをテストします。1 人の社員を選択し、詳細コマンド・ハンドラーで [詳細] ボタンをクリックすると、選択した社員の詳細とともに社員ビジネス・オブジェクトが表示されます。