6.5.3 共有データのクリーンアップ

6.5.2 データの共有」に書かれているように、WAMとWEBEVENTファンクションの間で共有データを保持するには、その両方からアクセスできるデータベースやファイルなどの保管場所にデータを格納しなければなりません。ブラウザー・ベースのアプリケーションの性質上、ユーザーがアプリケーションの使用をいつ終了したのかは分かりません。ですから、共有データの適切なクリーンアップ処理をいつ実行したらよいのかも判別できません。

このため、サーバー上に一時データを保持する必要があるすべてのブラウザー・アプリケーションでは、データを古いものと見なしてクリーンアップを実行するタイミングを見定めるためのタイムアウト・メカニズムが必要です。

6.5.2 データの共有」で取り上げたSTDANCHORのメカニズムを使用してデータを共有する場合は、共有データの格納/更新時にデータにタイムスタンプを設定することをお勧めします。クリーンアップ・ジョブは、そのタイムスタンプに基づいてデータの最終使用時刻を見て、クリーンアップ処理を実行するかどうかを決定できます。

アプリケーションに「ログアウト」のような機能がある場合は、その時点でも共有データのクリーンアップを実行することをお勧めします。ただし、ユーザーが必ず「ログアウト」を実行するとは限らないので、古い共有データを削除するためのクリーンアップ・メカニズムは必要です。