4.3.5 セッション管理の仕組み

WEBROUTINE要求を処理するための、構成可能なWebジョブの事前設定プールがあります。現在の要求を処理中のWebジョブは、必要な状態をロードし、内部状態をリセットした後、次の要求のために自身を使用可能な状態にします。この次の要求は別のWebセッションから来ることもあります。Webジョブが負荷を共有するのは、個々の要求レベルであって、セッション・レベルではありません。したがって、実行中のWebジョブの数よりもはるかに多くのアクティブなブラウザー・セッションを実行できます。

WAMの実行環境のステートレス(状態非依存)の性質には、重要な意味があります。WAMコンポーネントの状態は、WEBROUTINEの実行中しか存在しません。フィールドやリストを*PERSISTとして宣言しない限り、それらの値は、WEBROUTINEの終了後に破棄されるので、次の要求で使用することはできません。ですから、WEBROUTINEの実行中にインスタンス化された他のRDMLXコンポーネントも、WEBROUTINEの終了時に破棄されます。ところが、*PERSISTのフィールドやリストは、要求の終了以降も存在し続け、引き続き使用可能な状態になります。つまり、セッションの終了まで、複数のWEBROUTINE要求にまたがるようにして存在します。

セッション管理のまとめ

WAMの実行環境の重要な特色を以下にまとめます。